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【食でつながるコミュニティ】

『食』とは一体何なのか?食の名言から食べる意味を考える

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食べると言うこと
ブリア=サヴァランの名言

18~19世紀のフランスの法律家で政治家、
そして食通で知られる

ブリア=サヴァランの著書
『美味礼讃』
の中にこんな言葉があります。

君が
普段何を食べているか言ってみたまえ。
君が
何者であるかを言い当てよう。

出典:ブリア=サヴァラン『美味礼讃』

食べているものでその人の
『ヒトとナリ』
がわかるという意味です。

ブリア=サヴァランは
食に関する数々の名言を残しています。

興味のある人は是非ご覧ください。

『食』とは一体何なのか?

『食』
という字は
人を良くする
と書きます。

まさに読んで字の如しです。

『衣・食・住』
この言葉をご存知と思いますが、
こと『食』に関しては
人が生きる為に
絶対的に必要不可欠な事です。

生命が誕生した時から
『食べる』
という行為は存在しています。

『食べれば生きることができる』

『食べなければ死ぬ』

これは本能として、
私たちの身体と脳に刻み込まれています。

何故私達は食べるのか?

食べるという行為は
人によって意味や意識が違います。

『生きるために食べる』本能的な人

『楽しむために食べる』嗜好的な人

『体作りのために食べる』健康的な人

他にもたくさんあるでしょうね。

正解は1つではありません。

皆が自由に
食べたければ食べて、
食べたくなければ食べなくていいのです。

持病のある私は、
薬を飲むためだけに
食事をすることもあります。

料理人としての私だったら、
美味しい料理を
ゆっくり時間をかけて楽しみたい。
等々…

私個人の中にだけでも
たくさんの『食べる意味』があります。

料理人達は長い時間を経て
私達の食べる意味に答えるべく
『より美味しく』『より多種多様に』
と試行錯誤し、
『食』を発展させてきました。

そのお陰で現代では
大抵の人の
『食べる意味』
というニーズに答えられる時代に
なっているのでしょう。

忘れがちな『食べる喜び』

皆さんも
風邪や病気で食事できなかった経験は
人生に1度くらいありますよね。

しかしながら、
『食べられない』
という状況があるという事は
その逆もまた然りで、
食べられるようになった時の喜び
当然味わっているはずです。

私は12歳の時
『潰瘍性大腸炎』
という消化器系の難病にかかりました。

3ヶ月間の入院中は
ほとんどまともな食事はできません。

1ヶ月は点滴のみ。

2ヶ月目から、
ようやく無味無臭の流動食を
少しずつ食べ始めました。

3ヶ月が経ち
一般の病院食が食べられるようになった
退院間近のある日。

消化の悪い肉類を食べてはいけない私は、
母にハンバーガーが食べたいとねだります。

わがままに答えてくれた母は、
ハンバーガーを1つ買ってきてくれます。

誰にも見つからないように、
病院内の片隅で
こっそりと
そのハンバーガーを口にします。

それを
噛みしめる度に
涙が出る思いだったことを思い出します

私の人生においてこれ程食べることに執着し、
感動した事は後にも先にもないでしょう。
今でもあの時の味を忘れずにいます。

忘れてしまいがちですが、
食べることができるって
ほんとうに素晴らしいこと!

『食べることができる』
それは健康の証であり
時に
記憶と感動を呼び覚ます
生きている証にもなり得るのです。

マインドフル瞑想

忙しいと
食事を取る時間や
寝る時間が取れないことはよくあります。

しかし
本来食事というものは、
ゆっくり時間をかけて
味わって食べることで
生きる糧となります。

脳の働きも良くなりますし、
お腹が一杯になれば
自然に眠たくもなります。

『成長ホルモン』
と呼ばれる脳内物質は
疲労回復に役立ちますが、
成長ホルモンが最も分泌されるのが
入眠から70分後です。

つまり
しっかり眠ることで、
疲労を回復させるメカニズム
になっています。

食べて眠るというサイクルが
人間にとっては
重要なルーティーンなのです。

ですが、
仕事に集中しすぎて頭が一杯だと、
『食べる』『眠る』
こんな当たり前のことが
できなくなってしまうのです。

時には
身体をしっかり休ませなければいけません。

胃腸障害不眠症鬱病といった
病気になる確率が高くなってしまいます。

自律神経が不安定になるからです。

そこで
食べて眠るという
当たり前の日常が送れていない人に
マインドフルネス瞑想
をオススメします。

目を閉じてリラックスしながら
呼吸とイメージだけで
自律神経を整えていく方法です。

私も寝る前に20分程度、
横になったまま専用のCDを聞いて
マインドフルネス瞑想を行って
そのまま眠りに入っています。

『休みの日に何かしないと勿体ない』
つい考えがちですが、
『何もしない』を敢えてする
そんな休日も大切だと思いますよ。

人と食の関係は
危機的状況に見舞われた時
いち早く姿を現す

日本は世界的に見ても
自然災害の多い国です。

地震や地震による津波、
台風などの自然災害後には
食料供給をしてくれる企業があれば、
それらを配送してくれる運送業、
炊き出しに駆けつけてくれる人々が
無償で動いてくれます。

『せめて食べる事をやめさせない』

この行動は人々に安心感を与えてくれます。

どれだけの人が
この行動に
感謝と感動をしているかは
言うまでもありません。

日本だけでなく世界を通じて、
こうした助け合いが広がっています。

ブリア=サヴァランの
名言に学ぶ
『食べる』ということ

宇宙は、
生命によってのみ無ではなく、
生きるものは全て食べて自らを養う。

出典:ブリア=サヴァラン『美味礼讃』

生命が存在することで
宇宙という存在を認識している。

それは
生物が食べることで
自らを養っているからだ。

人が食することで
宇宙は『無』ではないのだ

ということでしょうか?

『食』は
『人』を介して『宇宙』にさえ
その存在の意味を与えているようです。

それほどに『食べる』という行為には
計り知れない
大きな意味がある

ということでしょう。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。