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【食で繋がるコミュニティ】

『食』とは一体何なのか?人が食べる意味を考える

◼️目次◼️

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食べると言うこと【ブリア=サヴァランの名言から】

18~19世紀のフランスの法律家で政治家、そして食通で知られるブリア=サヴァランの著書『美味礼讃』の中にこんな言葉があります。

君が普段何を食べているか言ってみたまえ。君が何者であるかを言い当てよう。

(出典  ブリア=サヴァラン『美味礼讃』)

食べているものでその人の『ヒトとナリ』がわかるという意味です。

ブリア=サヴァランは食に関する数々の名言を残しています。興味のある人は調べてみてください。

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『食』とは一体何なのか?

【『食』という字は人を良くする】と書きます。

まさに読んで字の如しです。

『衣、食、住』

この言葉をご存知と思いますが、こと『食』に関しては人が生きる為に絶対的に必要不可欠な事です。

生命が誕生した時から『食べる』という行為は存在しています。

 

『食べれば生きていける』

『食べなければ死ぬ』

 

それは本能として、私たちの身体と脳に刻み込まれています。

食に関わる職業の人口が多いのも、この本能に突き動かされているのかもしれません。

何故私達は食べるのか?

食べるという行為は人によって意味や意識が違います。

 

『生きるために食べる』本能的な人

『楽しむために食べる』嗜好的な人

『体作りのために食べる』健康的な人

 

他にもたくさんあるでしょうね。

正解は1つではありません。

 

皆が自由に食べたければ食べて、食べたくなければ食べなくていいのです。

持病のある私は、薬を飲むためだけに食べる事もあります。

料理人としての私だったら、美味しい料理をゆっくり時間をかけて楽しみたい。等々…

私個人の中にも複数の『食べる意味』があります。

結果、私達の食べる意味に答えるべく料理人達は『より美味しく』『より多種多様に』と試行錯誤し、飲食業界を発展させてきました。

そのお陰で大抵の人の『食べる意味』のニーズに答えられる時代になっているでしょう。

忘れがちな『食べる喜び』

皆さんも風邪や病気で食べれなかった経験は人生に1度くらいありますよね。

しかしながら、『食べれない』という状況があるという事はその逆もまた然りで、食べれるようになった時の喜びも当然味わっているはずです。

私は12歳の時『潰瘍性大腸炎』という消化器系の難病にかかりました。

3ヶ月間の入院中はまともに食事もできませんでした。

1ヶ月は点滴のみ。

2ヶ月目くらいから、無味無臭の流動食を少しずつ食べ始めた記憶があります。

3ヶ月が経ち一般の病院食が食べられるようになった退院間近のある日。

消化の悪い肉類を食べてはいけない私は、母にハンバーガーが食べたいとねだります。

わがままに答えてくれた母は、ハンバーガーを1つ買ってきてくれました。

誰にも見つからないように、病院内の片隅でこっそりとそのハンバーガーを貪りました。

そして噛みしめる度に涙が出る思いでした。

私の人生においてこれ程食べることに執着し、感動した事は後にも先にもないでしょう。今でもあの時の味を覚えています。

忘れてしまいがちですが、食べることができるって、ホントに素晴らしいことですよね。

しっかり食べてしっかり眠る

忙しいと食事を取る時間や寝る時間が取れないことはよくあります。

しかし本来食事というものは、ゆっくり時間をかけて、味わって食べることで人間の糧となります。

3食キッチリ取らなくても、1食をよく噛んで味わい、ゆっくり食べれば、脳の働きも良くなりますし、お腹が一杯になれば自然に眠たくもなります。

『成長ホルモン』

と呼ばれる脳内物質は疲労回復に役立ちますが、成長ホルモンが最も分泌されるのが入眠から70分後です。

つまりしっかり眠ることで、疲労を回復させるメカニズムになっています。

食べて眠るというサイクルが人間にとっては重要なルーティーンなのです。

ですが、仕事に集中しすぎて頭が一杯だと、『食べる』『眠る』こんな当たり前のことができなくなってしまうのです。

時には身体をしっかり休ませなければいけません。

胃腸障害や不眠症、鬱病といった病気になる確率が高くなってしまいます。

いわゆる自律神経が不安定になるからです。

『マインドフルネス瞑想』という誰でも簡単に始められる瞑想法があります。

目を閉じてリラックスしながら呼吸法とイメージで自律神経を整えていく方法です。

私も毎日、寝る前に20分程度、専用のCDを聞きながら続けています。

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『休みの日に何かしないと勿体ない』つい考えがちですが、『何もしない』を敢えてするそんな休日も大切だと思いますよ。

人と食の関係は危機的状況に見舞われた時いち早く姿を現す

日本は世界的に見ても自然災害の多い国です。

地震や地震による津波、台風などの自然災害後には食料供給をしてくれる企業があれば、それらを配送してくれる運送業、炊き出しに駆けつけてくれる人々が、無償で動いてくれます。

『せめて食べる事だけでも何とかしてあげたい』

という気持ちは人々に安心感を与えてくれます。どれだけの人がこの行動に感動しているかは言うまでもありません。

日本だけでなく世界を通じて、こうした助け合いが広がっています。

どうですか?『食』が『人』と『人』を密接に繋げてくれていることがお分かり頂けたでしょうか。

最後に

宇宙は、生命によってのみ、無ではなく、生きるものは全て食べて自らを養う。

(出典  ブリア=サヴァラン『美味礼讃』)

生物が食べることで自分を養い、生命を持つことで宇宙というモノに意味を与えている。つまり【人が食することで宇宙は『無』ではないのだ】と言っているのです。

『食』は『人』を介して『宇宙』に存在の意味を与えています。

なんとも壮大な話です。

読んでくださってありがとうございました。


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