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【食でつながるコミュニティ】

飲食業界で働くことになったあなた!~飲食業のお仕事全部マルわかり!~2022年最新版

本社・本部 (部署の役割)
現場 (接客、調理業務)など
飲食業のお仕事を
わかりやすく解説!f:id:foodtag:20220302152452j:image

飲食業界の仕組み

飲食業界と言っても大企業、
中小企業、個人商店など
業態や業種が様々な上に
それぞれ仕組みも異なっています。

ここではわかりやすい
企業系飲食業
のケースを取り上げてご説明いたします。

  1. 本社勤務
  2. 現場勤務(店舗勤務)

主にこのどちらかの配属となります。

また現場勤務には
企業内で自社製品を取り扱っている場合、
店舗以外に
工場勤務(セントラルキッチン)
等の配属もあります。

(本社や店舗といった区別のない中小企業や個人経営店もありますが、今回は取り上げていません。)

1.飲食業の本社・本部勤務

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本社勤務の配属になる人は、
新卒社員の中でもごくわずかです。

企業にもよりますが、
せいぜい1割、2割程度!

そもそも飲食業界は現場至上主義ですから、
本部には現状、
新人をあまり必要としていません。

(コロナ禍というのもあります)

その分
キャリアや専門知識の多い中途採用
少数精鋭
目指しているからだと思われます。

部署

  • 総務部(全てのモノに関わる管理)
  • 人事部(採用や育成、社員の管理)
  • 経理部(会計管理)
  • 法務部(法律の知識が必要)
  • 開発部(商品、店舗)
  • 購買 物流部
    (材料、物流業者等の管理)
  • 宣伝 広報部
  • 営業本部
    (各事業部 →店舗へと繋がります)
  • IT部(PCサーバー管理)

本社勤務は
各飲食店のサポート
が主な業務になります。

店舗と関りの深い部署の一つ
宣伝 広報部
消費者マスコミなどの各メディア
店舗や商品を発信する重要な役割です。

いわば
自社の知名度を上げる仕事。

担当者はプレスリリースをし、
各店舗の情報を発信、
メディアに取り上げてもらいます。

消費者向けに
広告チラシ等の作成もします。

流行や同業の動向をリサーチするのも
広報の役割の一つ。

技術や専門知識が必要となる
デザイナー
(HP.webデザイン、pop、店舗デザイン等)
カメラマン
(各店の外装、内装、料理の撮影)
もここに属します。

以上は社外広報の業務となりますが、
社内広報
社内報など社内向けに
情報をまとめた冊子の制作などをします。

飲食店の
SV
(スーパーバイザー)とは?

主にエリアごとに店舗を統括する
『エリアマネージャー』
のことです。

店舗の
『衛生管理』
(衛生管理責任者資格)や
『防火 防災管理』
(防火 防災管理者資格)を
チェックする役割です。
(資格が必要になる場合もあります。)

飲食業の本社勤務と
現場(店舗)勤務の違い

業務内容が違うことは当然ですが、
基本的には
店舗勤務の場合
不定休
かつ
勤務時間も店舗によって異なります。

本社勤務の場合
基本的には
土 日 祝日休みで
9時から19時前後の勤務時間
となります。
(企業によって異なります。)

2.飲食業の現場(店舗)勤務

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店舗に配属された社員は、
これから
サービスのプロ✨』
として社会に貢献することになるわけです。

この志!
本社の人間に負けてはいけません。

飲食店ではどんな仕事をするの?

  • ホール配属
  • キッチン配属

このどちらかに配属となりますが、
小規模店舗の場合は
こうした振り分けが無い場合もあります。

というのも一店舗に対して社員の数が
1~3名
あとは
アルバイトで成り立っているからです。

この場合、
社員は管理業務がメインになります。

飲食店の
ホール配属とキッチン配属

ホール販売、接客業務。

キッチン
(調理場)は調理業務となります。

業務内容は新卒、
新人の1年目であれば、
ほぼアルバイトと同じです。

言わば見習いです。(経験者なら3~6ヶ月)

大きな店舗(座席数100以上)であっても
社員数は多くて5名~6名程度。

ホールだけ(またはキッチンだけ)なら、
1店舗で
あなたを含めて社員2~3名となります。

既に管理業務を行っている先輩社員が
あなたに作業を教えている時間は
ほとんど無いかもしれません。

ちなみに
一店舗の正社員とアルバイトの比率は
2 : 83 : 7くらいです。
最初の作業は
アルバイトに教わる事になるでしょう。

飲食店の店舗管理業務とは?

管理業務こそ
社員とアルバイトの
大きな違い

となるポイント✨です。

『アルバイトには任せられない責任』
に関わる業務と言えます。

飲食店の管理業務

  • 売上 予算管理
  • レジ管理
  • 人材管理
    (アルバイトの教育やシフト作成)
  • クレーム対応
  • 衛生 防災管理
  • 飲材 食材の発注 検品
  • 棚卸し
  • 店舗管理(開店、閉店業務)
  • メニュー作成(商品開発 原価計算)
  • コース、プランの打ち出し
  • 予約管理

以上が主な管理業務となります。

これらの全てができて初めて
社員としての役割を果たしている
と言って良いですし、
店舗責任者
(店長、料理長)を目指すなら

最低限の必須事項となります。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。